005.


失踪者を見つけるための手がかりは出揃った。あとは最後の情報を待ち、その場へ直行するだけ。
簡単な事件だった。すぐにでもこの事件を解決して次の事件を担当したいものだ。
「ピピピ」
!!  きたか・・・さっさと終わらせてしまおう。
 170「どうだった?」
 171「はい、ガードナーはシャーロットの工場へ定期調査に行っていたようです。まだかえってきたという報告がないことからまだそこにいるかと」
 170「わかった。すぐにシャーロットへむかう。準備をしろ」
 171「分かりました」
「プツッ」
そろそろいくか


シャーロットの工場
 170「ここか」
 171「はい、ここです」
 170「では中に入ってガードナーを探そう。工場の横のビルで出張者の確認をしているはずだ。聞きに行くぞ」
 171「はい」


 170「ええっ?! もういない?」
 受付「はい、確か情報課のところからガードナーさんに今度は別のところに行ってほしいという連絡が入ったのでそちらに」
 170「それはどこなんだ?」
 受付「えっと・・・ワシントンです」
 170(まいったなあ、また今度はワシントンまで戻るのか面倒くさいことになってしまった)
「そうですか、ありがとうございました。いくぞ」
 171「はい」


ワシントンの工場
 170「ええっ?!ガードナーはここに来ていない?」
 受付「はい。それにそのような人が来る予定は入っていませんが」
 170「いったいどうなっている・・・おい、ニューヨーク本社にかけて確認してみろ」
 171「はい」
「ピッピッピッ」
 171「もしもし・・・はい、そうです。こないだの・・・えっ?そ、それは本当ですか?はい、はい・・・分かりました。ありがとうございます」
「ピッ」
 170「どうだった?」
 171「それが、本社はそのような連絡をシャーロットのガードナーには入れていないと」
 170「なに?じゃあいったい誰が・・・」
 171「それからシャーロットの受付の人が ワシントンに来てほしい。ワシントンのどこどこで一回落ち合おう というメッセージが来たのでガードナーにつたえたと・・・」
 170「なに?じゃあガードナーはその住所の場所に言ったってことか」
 171「はい、そうなるかと」
 170「ではすぐにその住所の場所へ行くぞ!」
 171「は、はい!」
ガードナーが危ない!


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