DEATH NOTE 第三部


Page.3「倉庫」


相沢「お久しぶりです」
?「お久しぶりです。そちらの方々は初めてですよね。私はジェバンニです。そしてこちらは、ハル・リドナーです」
リドナーとジェバンニ。これにレスターと現在のL「ニア」を加えたメンバーが一年前のキラ対策チーム「SPK」のメンバーだった。
現在は全員、もとの職業に戻っていてSPKは解散され、ニアはLになり、ロジャーがワタリとなって活動を続けていたはずだったが・・・
相沢「SPKは解散し、貴方たちは元の組織にもどったと聞いていたが?」
ジェバンニ「今回の組織は大規模だということと、その組織のメンバーの中にすこし顔の知られた人物がいることから、一般の捜査員の人数を減らし、我々が参加したんです」
後ろで松田が小声で話す。
松田「じゃあ、Lが30人の捜査員を用意してくださいって、あれでも人数が減らされてたんですね」
井出「ああ、初期はどれだけの人数を想定していたのか」
ジェバンニ「また、この場所は・・・あれですから」
相沢「ああ、なるほど・・・」
ジェバンニ「それじゃ、皆さんはこれをつけてください。小型カメラです。これで撮った映像は保存され、Lにも見ることができるようになっています。また、この無線機もつけてください。Lと通信ができるようになっています」
後ろで、今度は松田と山本が話す。
山本「松田先輩・・・あのリドナーって人、前にキラの代弁者をしてた高田清美のボディーガードの人じゃないですか。超美人だし。先輩あんなすごい人と知り合いだったんですか?すごいですね」
松田「そうだろー、すごいだろー。ところで・・・」
山本「先輩。キラ関係の話になるといっつも話題変えようとしますよね。どうしてですか?もしかして一年前にここであった事件ってキラ事件に関係してたんじゃないですか?」
松田「え?・・・いや〜そんなことは」
山本「ほんとですか〜?」
相沢「もう少し静かにできんのか」
山本 無線をつけながら「・・・すいません」
カチャッ 無線のスイッチが入る。
ニア「こんにちは。Lです」
山本(L・・・)
ニア「いつ麻薬組織がくるか分かりません。今すぐに各自、自分の指定された場所に移動し、待機していてください」
一同「わかりました」

一時間後
相沢「!! L、来たようだ」

後ろで松田・山本・井出
山本「うわっすごい量の麻薬ですね」
松田「いくらぐらいの価値が・・・」
井出「そんな数で簡単に表せるような量と価値じゃないだろうな」
山本「うへ〜」
松田「すごいっすねーそんな価値が・・・」
井出「おまえら・・・。警察のくせになに言ってるんだ・・?」
松田・山本「・・・すいません」

ニア「中にはいくつものカメラが仕掛けてあります。その倉庫の少し離れたところに待たせてある中継車の中に入ってください。 もっとも、そこにいる全員は入らないでしょうから、私との会議に参加した、Mr.相沢、Mr.松田、Mr.模木、Mr.井出、Mr.山本、それにリドナーとジェバンニが中に入り、後のものは外に待機させてください」
相沢「わかった」
ニア「それでは行動に移ってください」


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