DEATH NOTE 第三部


Page.6「疑惑」


ニア(これは・・・?夜神月、お前は一体・・)
井出「まさかキラがノートに名前を書いていてそれが一年後の今日に・・・」
ニア「それはありえません。ノートで操れるのは23日間だけのはず」
山本(ノート?)
井出「ああ、そうか・・」
松田「じゃあこれは・・?」
相沢「ニア、これは夜神ライトはキラではなかったということじゃないのか?」
山本(!!・・・ライト?!)
ニア「いえ、夜神月はキラです。それは間違いありません。皆さんも見たはずです」
松田「じゃあこれは?」
ニア「可能性として考えられるのはノートはほかにも存在したか、また別の死神がノートを落としたということが考えられます」
山本「ノート・・?ライト・・・?!」
松田「!・・・」
相沢「ああ・・・。そうだ。名前を書くと書かれた人間が死ぬという、死神のノート。それがキラの殺しの力だ。そしてキラは夜神ライトという人間だった」
山本(!!・・)「・・・だった?」
相沢「ああ、夜神ライトは死んだ・・・」
山本「!!!・・・・・・」
相沢「しかしニア!キラが死んだちょうど一年後にこれだ・・・こんどのやつは内部の情報を知っていたんじゃないか?こうなると月君も操られていたんじゃ・・・」
ニア「操られていたなんてことはありえません。何度も言わせないでください。ノートで操れるのは23日間だけです。それに夜神月は自分の意思で動いていました」
ニア(しかしこうなると次は・・・)
松田「じゃあ、ノート以外にも何か操るというか洗脳するような道具があるんじゃないのか?殺人ノートがあるくらいなんだから」
ニア(ほら、きた・・・)
相沢「ニア、松田の言うとおりだ。やはりこれでも私にはライト君がキラだとは・・・」
井出「私もだ」
模木「私も・・・」
松田(なんだ・・・みんなやっぱりライト君がキラだって言うことに引っ掛かりがあったんじゃないか・・・)
ニア「・・・・・何度も言わせないでください。夜神月は殺人鬼、キラです」
山本「!・・・」


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